Eで始まる色の名前
ECRU エクル フランス語では、エクール、ベージなどは同意味であり、漂白前の生地の表面の色合いをいうものである。エクル(ECRU)は単にエとクルより成り立ち、ラテン語のフルーダス、即ち天然のままという意味である。ベージ(BEIGE)は古い方言、ベビージスからきたものでグレー色という意味である。両方とも染色業者の間にて使われていたのが最初であるが、19世紀下半期より新しい流行色の名前として、一般に知られるようになったものである。エクルという言葉の持つ感覚はベージと全然違った色であると誰も思っているがそうではなくして、絹、綿、ウールあるいはリンネルなど、全ての生地の漂白前の色合いをいうものであり、ベージはフランスの染物屋にて毛織物の未漂白のものにつき使われていたものなのである。
EGG PLANT エッグ プラント 1597年アジア産の紫色の野菜の茄子が英国に紹介された。この色が源であり、1934年にB.C.Cにより標準化されたものです。
EGG SHELL BLUE エッグ シェル ブルー この色の名は19世紀の初め頃より、普通に使われており、多種類の色を使う業者により、標準化されたものです。秦朝の帝衣にもこの色が使われており、また18世紀の清朝の帝により、雨後の雲の裂け目を通して見る青い空の色と古書に書かれています。
EGG SHELL GREEN エッグ シェル グリーン 1935年にB.C.Cにより紹介されて流行色となり、また色彩使用業者により標準色にとり入れられた色です。この色は明らかに鳥の玉子に見られるグリーン調の色であり、この色はツグミの玉子の色を代表して示されたものです。
ELEPHANT GREY エレファント グレー 12世紀の頃より使われていた色名で、標準色となったものです。
EMBER RED エムバー レッド B.C.Cにより織物の流行色としてとりあげられた色名です。
EMPIRE GREEN エンパイアー グリーン このグリーンは、第一、第二フランス帝国時代に非常に流行した色であり、謁見室の装飾または壁掛その他の織物の色に使われています。この色調はその使われる材料により変化が多く、絹物に染めたときには、陶器または磁器に絵付したときよりも、少し黄味を帯びてきます。絹物に染めるのが最良だと英国の書物に書かれています。
EMPIRE ROSE エンパイアー ローズ 1938年にウイルソン氏の言には“この色は第一、第二のフランス帝国の謁見室の装飾に使われたバラ色の色調をいう”といっています。またこの色は現代絹織物の代表色であり、本来は、桃色に少しブルーがかったもののようです。
EMPIRE VIOLET エンパイアー バイオレット 紫およびすみれ色は昔から貴品のある色として使用されています。この色はフランス帝国当時の絹物の色よりとられたものです。
EMPIRE YELLOW エンパイアー イエロー 第一、第二フランス帝国当時の色合いに見られる独特の黄色であり、また16世紀のイタリアの織物、また古代の窯物にも見られます。1938年ウイルソン氏により名付けられた色名です。
ENGLISH GREEN イングリッシュ グリーン この色名は1936年にB.C.Cにより流行色として組み入れられたものです。この色は、非常に古い色で野菜からとりいれられたものです。
ETRUSCAN ORANGE エトルスカン オレンジ 赤土焼テラロッタよりきた色の調子で、その原料は最も熟練した、エトルリヤ人により作られたものです。なおこの色はボーキサイトの残留酸化物およびベニス式の赤と同一色です。
ETRUSCAN ROSE エトルスカン ローズ この色名は、昔イタリアの西部にあったエトルリヤにて作られた美術品に使われている色よりきており、現在英国の美術館に納められています。
※B.C.C=英国色彩協会または英国色彩評議会のことです

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