人間の目で見分けられる色は750万色とも1000万色とも言われています。色にはさまざまな名前が付けられています。歴史的な背景を持った名前や、個人名が冠された色名など、その名前の由来も一様ではありません。
色の詩人と言われた明治大正の文豪、徳富蘆花の「自然と人生」には「ブルシアンブルー」「インジゴー」などの色名が出てきます。「色彩名メモ帳」では昭和30年代に、ある程度一般的に英名で呼ばれていた色の名前をリストにしてみました。
現在では名前そのものが変化したものもあると思いますが、明治から昭和の色に関する表現を理解するのに役に立つと思います。昭和30年代といえば、日本でも繊維産業が盛んなころです。外国で生まれた色が日本の繊維産業にいち早く取り入れられ庶民の間に広がっていったのは想像に難くありません。その後の日本の発展を考えると、色の多さと豊かさはどこかで比例するのかもしれませんね
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